味取の俵石

縦に束状の岩が並ぶ、全国的にも珍しい、玄武岩です。

基本情報

名称 味取の俵石
分類 岩・石
駐車場 あり(県道沿いに駐車)
トイレ なし
お問合せ先 香美町村岡観光協会
電話番号 0796-94-0123
リンク http://www.kamichou-muraokakanko.org/
住所 〒667-1363 兵庫県美方郡香美町村岡区味取 (地図)

写真

味取の俵石
味取・俵石
味取・俵石
味取の俵石
桜、味取の俵石
桜、味取の俵石
味取の俵石
味取の俵石

書庫

味取の俵石
「味取の俵石」モニュメント設置
山陰海岸ジオパーク推進事業
味取の俵石
「味取の俵石」を整備 ジオスポットPR 香美
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味取の俵石 - こだわり観光スポットの詳細/ひょいと因但観光ナビ HYOITO

詳細

味取地区のそばに、集落を見下ろすよう、俵石は鎮座しています。古くは、味取地区の神話としても語り継がれる俵石は、全国的にも珍しい、縦の重なりが美しい岩肌。まっすぐに伸びる岩は、子供たちがすくすく、まっすぐに育つ様子を現すようで、大変縁起の良い場所でもあります。

俵石からは、味取地区の集落を見下ろせ、あゆ釣りで全国的に有名な矢田川に馴染む、田舎の風景がどこまでも広がっています。春夏秋冬で、俵石も表情を変え、春の桜が舞う季節には、俵石の化粧が取れ、岩肌のすべてが見えます。年にわずかな期間でしかご覧になれない、大変美しい岩肌です。春からは、新緑の日々、夏に向けて、毎日、つたの葉が広がっていく様子は、優しく俵石を守っているようです。

ちなみに、村から少し離れた場所にある俵石。ちょっとした散歩に、味取地区の方々も足を運びます。付近には、めおと木があり、夫婦の仲を取り持つ、良い木とされていて、願掛けの場所でもあります。ぜひ、遊びにいらして下さい。

味取の俵石、パンフレット作成中です

ただいま、味取の俵石のパンフレットをスタッフが作成中です。作成中のパンフレットをご紹介致します。片面版の作成を終えましたが、両面版を計画しております。A4縦ですが、縦で折り、配布予定です。(村岡再発見高深度広報事業)

俵石

見事なまでの柱状節理となっており、柱のようなまっすぐで、規則正しい岩石の割れ目が見られます。柱状節理の断面は、多くが六角形となっています。岩石は、玄武岩という火山岩で、豊岡市にある玄武洞とも共通点があるようです。ほか、サナの滝など、ジオパーク全体、村岡地区の中でも、共通点は見つけられそうです。

岩石は、噴火でできたものと思われますが、いつ流れたものかははっきりしません。おおよそ、十数万年前のことだと考えられます。溶岩は、河岸段丘面の上を流れており、標高100メートルぐらいのところに発達していて、古い時代につくられた河岸段丘ではありません。

縦割りの柱状節理、平らに割れる板状節理、両方が見られます。柱状節理と板状節理とによって、ちょうど俵のような形に割れることから、「俵石」の名前がついたようです。いずれの岩も、溶岩が冷え固まる際にできたものです。

「村岡の自然と遊ぶ」264ページ、味取の俵石より

殿様も見物した俵石

8代義方(よしまさ)公俵石御見物の記録が長楽寺に残っていたようです。殿様は、寄合交代と言い、家族を江戸に残して、一年おきに江戸と国元を行き来します。どの殿様も、国に帰った時には、同じような順路で領内視察していました。

  • 寛政6(1794)年10月22日、太守山名小太郎義方公御巡在、当寺(長楽寺)御止宿、翌朝御機嫌能く御立ち、味取俵石御見物。

むかしの味取村(古川哲男著)より

村岡の伝説・味取の俵石

昔、保食命と、その媛が、力を合わせて俵石を運びました。そうとう運んだところで、媛が「もういくら運んだでしょうか。」と保食命にたずねたので、命がそろばんを持ち出して計算しましたが、川の水音が高く、何回計算しても数が、判リませんでした。
命が「川水ども静かにせよ。」というと、水音がぴたりと止まりましたが、やはり正確な数は判リませんでした。
媛は、こんな数も数えられないような、不甲斐無い男に連れ添っていては、先の見込みが無いと、命を捨てて去っていってしまいました。
この時二人が運んだ石は、俵を積み重ねたように残されており、川音を止めた川は、音無川と呼ばれております。
村岡の民話 p.11より)

大平新聞で紹介されています

平成12年発行。

俵石のある場所

  • 味取橋西側 - 俵石を展示するコーナーがございます。
  • 遍照寺 - 香住区にある寺の裏庭に展示。俵石周辺の工事で出土した岩を移設、設置。遍照寺本堂の上をクレーンで運ぶ、難作業だった模様。遍照寺は、法雲寺と一緒に、但馬七花寺を主宰。
  • 香住B&G海洋センター - 玄関口に展示。

ご注意

  • 駐車場は、南側へ50mほど、県道沿いの広場をご利用下さい。カーブ付近は、大変危険ですので、駐車等はご遠慮下さい。
  • 登り口は、坂となっております。50mほど登ると、すぐが、俵石です。
  • 大変貴重なものですから、岩には触れないで下さい。囲いの内側へは行き過ぎないよう、お気を付け下さい。
  • 俵石の付近では、転落防止柵などのない場所もございますので、お子様は、手をつないでご見学下さい。

全国の俵石

  • 神奈川県足柄下郡箱根町 - 仙石原温泉の5湯に数えられる。箱根ガラスの森美術館がある。
  • 和歌山県新宮市 - 廃村のことで、村の中に俵に似た石が多かったことから、俵石の地名が付いた。
  • 長崎県南島原市 - 雲仙岳にも近い場所で、鎌倉時代に深堀氏が居城とした俵石城もあった。俵状の矢石が散乱することから名が付いた。今では、俵石茶屋もあるそうで、我が味取地区にもあれば良いなと思いを馳せる。

紹介

地図

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最終更新: 2012.5.27本ページのご利用回数: 6841